- ラインガウを代表する銘醸畑シュタインベルクのリースリング。果実の酸味と甘みが絶妙に調和し、エレガントさとミネラル感が際立ちます。わずかにオフドライで、繊細かつ洗練された味わいです。
900年以上の歴史を誇るワイナリー「クロスター・エーバーバッハ」。シュタインベルガーをはじめとする銘醸畑を多く所有する、ラインガウを代表する名門ワイナリーです。13世紀にシトー派の修道士によって畑が開かれて以来、ラインガウの中枢的役割を担い、新世紀には辛口ドイツワインの魅力を世界に発信してきました。
ドイツワイン法では、ラベルに村名不要で畑名だけを表示できる畑(Ortsteillageオルツタイルラーゲ)は、シュタインベルクを含めわずか5つしかありません。シュタインベルクは、まさに「畑名のみでラベル表記が認められる銘醸畑」です。
南から南西に向かう美しい斜面に広がるこの銘醸畑は、中~深層に礫を多く含む土壌を持ち、水はけと保水性のバランスに優れています。下部は砂質~粘土質ローム、上部は石や礫の多い頁岩(シーファー)質で構成され、この理想的なテロワールが果実味とミネラル感の見事な調和を生み出します。さらに、畑を囲む石垣はタウヌス山地からの冷気を防ぎ、温暖で穏やかな気候を作り出しています。
現在、ドイツワインで使われる「カビネット(Kabinett)」という言葉は、この修道院の特別な貯蔵庫「カビネットセラー(Cabinett-Keller)」に由来します。修道士たちは特に優れたワインをこのセラーに保管し、そこから格付け「カビネット」が誕生しました。
また、修道院が所有する銘醸畑「アスマンズホイザー(Assmannshäuser)」は、ドイツでも屈指の赤ワインの産地として知られています。クロスター・エーバーバッハは白・赤両方の分野で世界的な評価を受ける、まさにドイツを代表するワイナリーです。
1893年の「シュタインベルガー・カビネット」は、鉄血宰相ビスマルクが半分を購入したと伝えられる伝説的なワインです。そのエチケットに描かれた鷲のマークはクロスター・エーバーバッハの象徴で、現在のエチケットは当時と異なるものの、今も多くのワイン愛好家に親しまれています。
ALC:7%
残糖:75.2g/l
酸度:7.8g/l
- 原産国
ドイツ
- 地域
ラインガウ
- 種類
白ワイン・やや甘口
- 葡萄品種
リースリング
- 内容量
750ml
- 保管
ワインセラーまたは冷暗所に保管
Kloster Eberbach
Steinberger Riesling Kabinett2023
シュタインベルガー リースリング カビネット「石山」スクリューキャップ
5,500円(税込)
在庫12個


